入れ歯(義歯)
入れ歯(義歯)について
ご自身の歯を可能な限り残したいものですが、どれだけケアを行っても年齢が上がってくると10本未満になるケースがほとんどです。
現在、保険が適用可能な治療だと入れ歯(義歯)治療のみとなっています。
総入れ歯と部分入れ歯のご紹介
- 総入れ歯
- 全ての歯が無い・大部分で歯の欠損がある場合に用いられます。歯茎に直接吸盤のようにくっつき密着します。
- 部分入れ歯
- 1本だけ、または数本の歯が無い場合に用います。
ブリッジと言う治療法もありますが、ブリッジでは周囲の歯を削るため、それを避けたいケースに用いられます。
一般的には周囲の歯にひっかけて使用します。
保険内の範囲では、義歯の精度を高度に作ることは難しく、「かみ合わせが悪い」・「すぐに外れる」・「臭いがでる」というお悩みを多く聞きます。
「保険適用の入れ歯」と「保険適用外の入れ歯」
- 保険適用の入れ歯
- 保険適用外の入れ歯
- 素材
- レジン(歯科用プラスチック製)
- 柔軟性のある樹脂、チタンなど
- メリット
- 保険が適用になるので費用が安価
- 見た目がとてもキレイ
ずれる・外れるなどになりにくい
噛む感覚・噛み心地が良い
- デメリット
- 入れ歯だと見た目でわかってしまう
くっつく部分の厚みがあるため、温度を感じにくい
汚れがつきやすい・匂いがしやすい - 保険適用外なため費用が高い
- 料金
- 保険適用
- 98,000円〜500,000円(税別)
保険適用外の入れ歯の種類
- ノンクラスプデンチャー
- 見た目がキレイで柔軟性がある
軽く、割れにくい
着色や汚れがつきづらいです
- エステティックデンチャー
- ノンクラスプデンチャーの良さに加えて、
舌側を金属にすることでさらに薄く、違和感が少ない
機能性も備えた入歯です。
- コバルト床
- 保険の入れ歯に比べて、吸着がある
厚みも少なく、割れづらい
保険のレジンに比べて、お茶や冷たい物の温度もしっかり伝わります。
- チタン床
- 軽い・割れにくい・サビない・汚れづらいなど、
とても機能性のあるチタンを使用しています。
コバルト床に比べても軽く、薄く非常に素晴らしい素材です。
入れ歯の清掃
通常の生えている歯に歯垢や歯石ができるように、入れ歯にも同様の事が起こります。
定期的に清掃してあげることでより長く使用することが出来ます。
- 可能であれば食事の後は水で洗い、歯磨き粉を付けずにブラシで磨きます。
- 寝る際には必ず外し、水に入れ歯洗浄剤の入った容器につけておく
ご自身の歯の代わりになるものですので、大切にお取り扱いください。